Webライター「日向くらげ」として活動する冨田はるみさんが思い描くのは、子どもたちが自分の手で本をつくり、その過程でお金のことも学べる「子どものための出版部」です。
まだ構想の段階ですが、長年の実務と、文章や図解で情報を伝えてきた経験、子どもと関わる場を探す思いが、その未来へつながっています。

数字と制度を、読み手に届く文章と図解へ

冨田さんは、労務・総務・経理の実務に長く携わってきました。
本人のポートフォリオには、1994年から労務・総務・経理全般を担当してきたと記されています。
組織を支える仕事で身につけた実務感覚を、いまは文章や図解を通じて、読み手へ届く形に整えています。

2022年にはWebライターとしての活動を開始。
日向くらげの名前で、ポートフォリオでは、取材記事のほか、経理・簿記、労務や税、ITやDXに関する記事、図解制作などを紹介しています。内容をただ並べるのではなく、読み手が理解しやすい順序にほどき、文章だけでは伝わりにくい関係を図解で見せる。そこに、実務経験と書き手としての工夫が重なっています。

冨田さんが大切にしているのは、「伝えるのではなく、読み手に興味がなくても『伝わること』」
専門用語が多いテーマでも、読み手に届く形にできないかを考えながら、取材や執筆、図解制作に取り組んでいます。

労務・総務・経理の実務から取材・執筆、図解で情報を整理し、読み手へ届ける流れを示す図解

子どもと関わる一歩から、次に残したいものへ

取材では、子どもと関わる場を探していることも話題になりました。
冨田さんは近くの学童へ問い合わせ、訪ねる予定があると話していました。
まず足を運び、子どもたちと関われる接点を探す。その一歩の先に、子どもたちと本をつくる未来を思い描いています。

ライター活動を始めた背景には、「残りの人生を『自分軸』で生きたい」という思いがあったそうです。
最初からすべてが決まっていたわけではなく、本人は当時を無我夢中だったと振り返ります。
書くことの奥深さに気づき、今も知りたいこと、深めたいことがある。
そうやって文章と向き合う時間を積み重ねてきました。

そしていま、冨田さんが目指す未来について話すとき、「まだちょっと遠い」と率直に語ります。
今の仕事と、子どもたちと本をつくる場のあいだには、まだ距離がある。
それでも、その距離を自覚しながら、どんな人や場所と出会えば近づけるのかを考えています。

1994年からの実務、2022年のWebライター開始、現在の仕事、子どもと関わる一歩、未来構想を示す歩みの図解

漫画でたどる、冨田はるみさんの歩みと未来構想

実務の経験、子どもと関わる場を探す現在、文章と図解に向き合う仕事。その先に描く未来を、漫画でたどります。

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開いた本を手にした冨田はるみさんと、「子どもが作る、子どものための出版部を」という未来構想のタイトル。
冨田さんが取材、執筆、図解を通じて仕事の経験を読み手へ届ける様子。
労務、総務、経理の経験と、制度や数字に向き合ってきた積み重ね。
取材時、近くの学童を訪ねる予定を話した冨田さん。
自分軸で生きたいという思いと、2022年のWebライター活動開始。
取材メモを文章と図解に整理し、読み手へ伝わる形を意識する仕事。
子どもたちと本をつくる未来を思い描き、「まだちょっと遠い」と現在地を語る冨田さん。
子どもたちがアイデアを出して本をつくり、お金について学ぶ出版部の構想。

本づくりを通して、お金を学ぶ子どもたちへ

冨田さんがつくりたいのは、子どもが作る、子どものための出版部です。
子どもたち自身が本づくりに参加し、その過程でお金についても学べるような場所を思い描いています。
本をつくる経験と、お金の勉強を切り離さず、子どもたちの手を動かしながら学べる未来にしたい。
その構想が、これから取り組みたい仕事の中心にあります。

出版部は、すでに動いているサービスではなく、これから形にしたい未来です。
どんな場所で、誰と、どのように始めるのかは、まだこれから。
だからこそ、子どもたちと関わる人、出版や編集を知る人、子どもにお金のことを伝える方法を考えている人との出会いが、次の一歩になるかもしれません。

長く実務の現場を支え、文章と図解で情報を届けてきた冨田さん。
経験を子どもたちの学びにつなげようとするその構想に、思わず「がんばれ」と声をかけたくなります。

子どもの「つくりたい」から本づくりへ進み、その体験を通してお金の学びにつなげる未来構想

子どもたちと関わる場や、出版・編集、お金の学びに関するアイデアをお持ちの方は、冨田さんのInstagramから構想について声をかけてみてください。

文:まみ助